2022.05.05
紫外線対策とビタミンD
紫外線はお肌の敵。
紫外線が気になる季節になりましたね。
まず、紫外線といえば美白には悪いイメージですよね。
そんなお肌の敵、シミやしわの原因となる紫外線ですが、実は良い作用もあります。
紫外線はお肌にあたると体内にある7デビドロコレステロールという物質からビタミンDが産生されます。
食事から摂れるビタミンDでは十分な量を摂取することは難しく、紫外線照射によるビタミンD産生が重要だそうです。
毎日、日焼け止めクリームをしっかりと塗って、日傘、帽子、手袋と完全防備する方が増えていますが、日焼け止めクリームを塗ると皮下でのビタミンD生成は5%以下に落ちるそうです。
このビタミンDは現代人のほどんどが不足しがちになっているそうです。
ビタミンDが不足するとどうなる?
そんなビタミンDですが、不足するとどうなるかご存知でしょうか?
実はビタミンDは腸からカルシウムの吸収を高めてくれる作用があります。
ですから、不足すると血中のカルシウムが足りなくなり骨からカルシウムが溶けだして骨が弱くなってしまいます。
近年では、妊婦のビタミンD欠乏状態の方が増えているそうです。
骨量が少ない赤ちゃんが多い上に、完全母乳栄養や日光浴不足なども重なり、ビタミンD欠乏症による高度のO脚やけいれんになってしまう乳幼児が増えているそうです。
親子ともに適度な日光浴やお食事など気をつけたいですね。
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