2024.04.13

腰痛について下先生が解説／02

腰痛について下先生が解説／02

これらの方法はすべて、結果として痛みが出ている腰に対するアプローチだからです。
結果として痛みが出ているという表現…なかなかわかりづらいかと思いますが
腰痛の原因の多くは足や腕や首など腰以外の部位になんらかの異常が発生。
その結果としてたまたま腰に痛みが出ているというケースが非常に多いのです。
なので、結果として痛みが出ている腰をいくら治療しても、その痛みの原因を作った場所を特定し治療しない限り腰痛が改善することはありません。
大切なことは痛い場所を特定することではありません。
そこが痛くなった原因を見つけることなのです。

腰が痛くても全員は別にある場合が多い

普通は腰が痛かったら腰にアプローチするのは当然だと思いますよね。
しかし、腰痛で悩む方の多くは腰のレントゲン写真を撮っても腰骨に異常が見つからない場合がとても多いのです。腰痛の原因と解決方法について医師からの明確な説明もされずモヤモヤした状態でなんとなく治療を続けている方が多いのではないでしょうか。腰の骨が折れていたり、ズレていたり、骨の間の椎間板が飛び出して神経を圧迫しているのであれば、その部位に直接アプローチすれば何かしらの変化が出るはずです。しかし問題がない部位にいくら処置をしても原因は解決されていないので、効果がなかったり出ても一時的だったりすぐに痛みを繰り返したりします。
確かに背中を揉んでもらったり、電気を当てて温かくなれば気持ちは良いのですが、腰痛の治療となると話は違います。

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